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牧師のこーひーぶれいく

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空の鳥を・・・
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     我が家のベランダに、一本のミカンの木が鉢植えされています。数年前に食べたミカンに、根が出そうなタネが入っていたので、それを「水栽培?」で育てました。1〜2センチ根が伸びたところで鉢植えにしました。最初のうちは冬になると家の中に置いていましたが、最近はベランダに出されたままです。冬には雪をかぶって、葉が黄緑になって枯れそうになりながら、このところの温暖化の恩恵を受けて、30センチ以上の高さにまで育っています。

     

     今年の春も、本来の青々とした緑の新芽を出して、春の陽光を浴びて嬉しそうにしていました。そのうち、どうもおかしいなという様子になりました。せっかく芽を出したのに、その若葉が虫食い状態なのです。これまでも、柑橘類の葉には、どこでかぎつけるのかすぐにアゲハチョウが卵を産み付けるので、家内は毎日水をやりながら注意深く見守っていました。でも、卵が見つからずに葉の虫食い状態だけが拡大していました。

     

     そんなある日、私は、そのミカンの木に一匹の青虫を発見しました。葉の緑と全く同じ色なので、よほどじっくり見ないと分かりません。家内に言えば「即退場」となるので、私は家内の見つからないことを願いながら、毎日ソッと見守っていました。ところが、私が発見してから数日後に家内も見つけてしまいました。それで私が命乞いをすると、なんとか今回は「即退場」ではなく、巣立ちまで滞在許可を与えてくれました。

     

     それ以来、私は、堂々と葉を食べて早くアゲハチョウになって飛んでいってほしいと思いながら青虫をながめていました。家内も、ジッと見るとかわいいと愛着を持ち始めていました。それが、三日ほど前に行方不明となってしまいました。家内と二人で一生懸命に捜しましたが、どうしても見つかりません。ふと見ると、隣の屋根に小鳥が嬉しそうに跳ね回ってました。まるで「天の父の養い」を喜んでいるように見えました。

    | - | 20:22 | comments(0) | - | - | - |