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牧師のこーひーぶれいく

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痛みを知る人に
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     もう何年も前のこと、アメリカのプロ・フットボールチームのコーチが話題になったことがありました。彼が率いるチームが全米一になったことももちろんですが、そのコーチのお子さんのことが大きく取り上げられていました。そのお子さんが、痛みを感じないという体質で、打ち身や骨折でも少しも痛みを感じないので、またしても高い所から飛び降りるとか・・・。痛みを感じないことは、大きな危険が伴うものと同情しました。

     

     先日、孫が血液検査のために注射をされました。泣かなかったというので、ご褒美を請求されました。なぜご褒美をあげなければならないのか、という意義も申し立てられましたが、私としては「立派な」ご褒美の理由だと、孫を褒めてご褒美をあげました。でも、あとで聞くと、足のスネをテーブルにぶつけた時よりも、ずっと痛みが小さかったと「冷静に」話していました。注射の痛みは、実際の痛みよりも、注射を打たれるという恐怖から来る痛みだということを、二人で納得しました。

     

     私たちの日常生活では、様々な痛みがあります。肉体の痛みだけでなく、対人関係によって受ける心の痛みもあります。話している本人は何の悪気もなく口にしている言葉で、聞く人の心にはグサッと大きな注射針を刺されたような痛みを感じることがあります。そういう痛みをたくさん受けた人は、自分でも敏感になって、自分の言葉や態度に気をつけて、不用意な言葉が誰かを傷つけないように心がけるのではないでしょうか。

     

     もし、そういう痛みを全く感じない人がいたら、その人の周囲には心が傷つけられた人が大勢いるのではないでしょうか。そして、その痛みを感じない人の言動で、周囲の人は深く傷つけられるでしょう。しかも、周囲の人がどんなに深く傷ついて心の痛みに苦しんでいても、傷つけた当人はケロッとしているとしたら、その人は「幸せ」な人なのではなく、何とも気の毒な人と言えるでしょう。そんな人にはなりたくないものです。痛みには敏感でありたいです。

    (私の個人的な都合で、来週のブログはお休みです。)

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