11月の最終聖日を越えてホッとしています。どういうわけか、この11月はとにかく早く過ぎてしまった感じです。よく年頭に聞く言葉として「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」というものがあります。年頭の三ヶ月が早く過ぎてしまうことを、語呂合わせで表現しています。毎年、その言葉を思い浮かべて、良く言ったものと感心しています。それで行くと、アッという間に過ぎた11月はどうなるかと考えてみました。
この数日、説教の準備の合間合間に考えてみました。思いついたのが「11月はジュウと蒸発する」でした。まさに私にとって、瞬間的に蒸発してしまったように過ぎ去った11月を良く表していると気に入っています。でも、そんなことで喜んではいられません。もう来週にはチャペルコンサートが予定されていて、クリスマスの大切な月の各集会が待っています。その準備のために残された短い期間ですが全力を尽くさなければ、と自分を励ましています。
クリスマスの準備の一つとして、礼拝の後にクリスマスコワイヤの練習がありました。男声が少ないので、枯れ木も山の賑わいと、今年は私もコワイヤに加わろうかと思って練習に加わりました。音楽委員の兄弟が、最近のeラーニングで知った新しい賛美歌を選曲してくれました。全員が知らない曲ですので、最初に全員でメロディーパートを歌いました。私も楽譜を見ながら一生懸命に歌いました。次に、アルトパートを全員で歌うことになりました。四苦八苦しながら歌いました。
歌い終わると、前の席に座っていた娘が振り返って、私に「アルトパートを歌っていた?」と聞きました。一生懸命に歌っていた私には心外な質問でした。でも、確かに、メロディーパートの時とは声の大きさが違っていたことは認めざるを得ません。何しろ、楽譜を見てはいますが、オタマジャクシの上がり下がりを見ながら適当に声を出しているだけですから。そのことを娘に言うと、その隣に座っていた娘婿が笑いながら、自分もそうだと告白しました。今年のコワイヤは大丈夫でしょうか。