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牧師のこーひーぶれいく

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ゴールド消失
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     十日ほど前のこと、車で15分ほどの所にある母が入所している施設に行ったときのことです。まだ5月の半ばと言うのに、真夏並みの暑さとなって、自分ももちろんですが101歳の母の健康は大丈夫かと案じながら会いに行きました。ほぼ週に二回は会いに行って、その日の健康度をチェックしているつもりです。その日も、行く途中でケーキ屋に寄って、母が大好きなイチゴショートケーキを買って持っていきました。

     

     急に暑くなったので、私自身は前日の不眠と併せて少しグッタリ気味でした。そんな時に、母にケーキをもっていくのはどんなものかと気が引けながら部屋に入っていきました。でも、いつものように喜んでケーキを食べてくれました。おきまりの言葉「昔はこんなにオイシイものはなかったわ。」「献身したのに、こんな贅沢をして。」を何度も言いながらフォークでケーキを口に運びました。ただ、最後の一口くらいが、少しフォークの運びが遅かったように感じました。

     

     そして、いつものように昔の思い出を楽しく話しながら「感謝」を連呼していました。若いときから病弱だった母は、周りの人たちから長生きはしないと言われていたそうですが、それが101歳になってもケーキを美味しくいただけるのですから、まさに「感謝」です。しばらく話してから、「また来るね。」と言って部屋を後にしました。いつまでケーキを楽しんでくれるか、今度はケーキではなく果物が良いか、などと考えながら帰路につきました。

     

     いつも右に曲がる道が混んでいたので、もうしばらく直進をして次で右折することにしました。母のことを考えながら田舎道を走っていましたが、突然、警官が飛び出してピッピッと止められました。スピード違反だったのです。最初に頭にひらめいたのは「これでゴールドではなくなる。」でした。これからは、初心に返って若葉マーク並に慎重な運転を心がけようと思います、と言いながら、家内に反則金の支払いをお願いしました。

    | - | 11:08 | comments(0) | - | - | - |